行政書士試験

こんにちは、加村行政書士事務所の加村です。

 

本日は令和5年度行政書士試験の日のようですね。

 

私が行政書士試験試験に合格したのは令和2年度でした。

そもそも行政書士試験を受け始めたのがその10年前ほどでしょうか。

 

本来なら、具体的な勉強法を紹介したりしたいところですが、お恥ずかしいことに、私は勉強法というのをそもそもあまり意識せずにひたすらがむしゃらに勉強していたので、あまり語れることがありません……。

 

その上でいくつか紹介できることを書いてみようと思います。

 

●やったこと

とにかく問題集を解くことで不安を紛らわせていました。様々な出版社・予備校の市販の問題集を何度も周回していました。

 

●試験について

一時期は、行政書士試験の出題方式が悪いのだ、と恨んだりもしましたが、結論としては他の国家資格に比べると、直接過去問知識を問うてくることが多くないのは事実ですが、過去問研究をしっかりしていれば合格できるというのはあると思います。

 

●思い出

合格した年の試験会場は私の母校の中央大学多摩キャンパスでした。非常に感慨深かったです。

また、一般知識は1問失点でほぼ満点でした。

ですが、法令科目の出来はお世辞にも十分とは言い難く、自己採点では不合格だと思って試験後、非常に落胆していました。

ですが、記述問題の点数が思っていたより高く、合格点ギリギリでした。

 

これから行政書士試験を受けようと思っている方へ、勉強法については他の方に譲ります。

簡単に合格できる方には、特に言うことはありません。

 

なかなか合格できない方は、信頼できる方の勉強法を信じて一度徹底的にやってみましょう。ただ、それで合格できなかった時に、強い恨みの念を抱いてしまうので、できれば勉強法は自分で考案するか、恨みを抱きづらい予備校等の方法を信じるのがよいと思います。

 

また、私は法学部である程度民法等を履修しているという前提がありますが、別段予備校の行政書士講座を受けたことはありませんし、合格した年に使っていた教材はすべて市販のものなので、独学での合格は十分可能だと思います。

 

なので、個人的には不安のある方や、独学で手応えを得られない場合はなるべく大手予備校を利用したほうが良いと思います。

個人で発信されている情報は、取捨選択が難しいので、推奨はしません。

 

また、なんのために合格したいのか。

 

なにか自分に箔を付けたいと思っている方は、ただ試験に合格しただけでは行政書士は名乗れないので、あまり劇的な変化はないのが実際だと思います。

 

行政書士になりたい方は、非常に茨の道であることだけ申し上げておきます。

 

とはいえ、なにか目標のために勉強するというのはとても尊いことです。

 

少なからず「苦しい」という想いを抱えながら試験会場に行き、解答用紙にマークした方に、全力で労いの言葉をかけさせていただきたいと思います。

 

行政書士 加村