こんにちは、加村行政書士事務所の加村です。
先日見たニュースのお話です。
大手企業の社員が、副業としてお客さんに補助金申請の話をもちかけ、コンサルティングや申請の代行をしていたようですね。
先に結論から申し上げると、補助金の申請にまつわるサポートは行政書士だけに許された仕事です。
これを無資格・無登録で行うと、行政書士法違反となり、最悪懲役・罰金刑に処せられます。
行政書士は登録しなければ行政書士を名乗れず、仕事もできませんので、「私はちゃんと行政書士試験に合格しているので大丈夫ですよ!」というのは通用しません。
まあ、サポートを受けた側が罰せられることはないので、「別にいいじゃん!」と言われるとそこまでではありますが……。
なにに怒っているかというと、最近、このように行政書士でもないのに、補助金サポートをビジネスにしようとしている人が多く、行政書士という職業が軽く見られているように思います。
上記で述べたように、「行政書士が得意としている仕事」ではありません、「行政書士でない者が行うと犯罪」なのです。
補助金を必要とされる方は、多くがご自身で事業をなさっている方だと思います。行政書士は許認可を主な業務としていますので、補助金以外の相談に乗れる先生も多いと思います。
個人的なお願いにはなりますが、補助金の相談は是非最寄りの行政書士さんに相談されることをお薦めしたいです。
行政書士 加村